- 出前館の配達員のバッグって指定があるの?
- 配達にはバッグ以外にあれば便利なものってある?
初めて配達員の登録したばかり、これから登録する予定の人からすると気になる人も多いのではないでしょうか。
たしかにフードデリバリーの配達バッグ事情は、各社対応がバラバラです。
今回は、出前館の業務委託配達員の「配達バッグ」に関する情報をまとめて解説します。
これを読んでいただければ、配達バッグについても疑問はすっきり解消できると思います。
出前館配達員のバッグに指定はある?
まず、出前館の業務委託配達員として働く場合、バッグの指定はありません。
他社の配達バッグを使っても問題ありませんが、使うときはロゴを隠す必要があります。
出前館の業務委託配達員の配達時の服装は、「出前館の配達帽子着用」以外は基本的に指定がありません。
出前館の配達と聞くと、赤いバッグをイメージする方がいるかもしれませんが、あれは「出前館と直接アルバイト契約をしている配達スタッフ」です。
業務委託配達委の場合は、配達リュックや保冷バッグのレンタルは行われていないので、自前で用意する必要があります。
ウーバーイーツやwoltなどで、すでに配達員の仕事をしている人は、気軽に始められるかもしれませんが、初めての人は「じゃあどこで買えばいいんだ」と少し不安になってしまうかもしれません。
配達方法(自転車・バイク・車など)によって、適した配達バッグは変わってきますが、衛生面も考慮し、保温・保冷機能の付いた配達バッグを準備しましょう。
配達員の登録をして、申請を待っている間に準備しておくのがおすすめです。
配達バッグを使わない配達はアリ?
出前館に限った話ではありませんが、配達用のバッグやリュックなしに、商品を手持ちで配達することはおすすめしません。
むしろ「手持ち禁止」という認識でも良いくらいです。
出前館から公式に禁止されているわけではないのですが、手持ちには様々なリスク(料理がこぼれやすい、冷めやすい、腐りやすい、雨でぬれてしまうなど)があり、良い点はありません。
店舗によっては、配達用バッグを持っていない配達員には料理を渡さないところもあります。
トラブル・クレームの元になりますので、必ず配達バッグを用意しましょう。
出前館配達員のバッグのおすすめは?
出前館の業務委託配達員の配達バッグは、基本的に下記3パターンのどれかになると思います。
- 他社のロゴをテープなどで隠して使う
- 他社のバッグにカバーをかけて使う
- ロゴ無のバッグを使う
既に他社で働いていて配達用バッグを持っている方は、兼用するのが良いです。
バッグを複数準備するのは、お金もかかるし、スペースもとって邪魔なので、おすすめしません。
若干見た目が気になる人もいるかもしれませんが、それさえ気にならないのであれば、①か②の方法が一番経済的です。
たとえばUber Eats(ウーバーイーツ)の公式バッグ、通称「ウバック」は、サイズ・容量・機能性など全てが配達業務にピッタリな設計ですので、そのままロゴを隠して使うのが一番おすすめです。
オススメは「ロゴ無しのバッグ」
これから配達員の仕事を始めるため、新しく購入する場合は、「ロゴ無しの配達バッグ」がおすすめです。
見た目の問題というよりも、他の会社と掛け持ちする時に共有できるという点が一番のポイントです。
たとえば、業界最大手のUber Eats(ウーバーイーツ)も公式バッグはありますが、自前バッグで配達してもOKですので、掛け持ちする場合いちいちバッグを取り換える必要がないので、とても使い勝手がいいです。
Amazonや楽天市場などで「配達バッグ」などと検索すると、候補はたくさん出てきます。
配達用バッグにも色々なタイプがある
配達用バッグは、主に3つのパターンに分けられます。
- 拡張型タイプ
- スリムボックスタイプ
- 小容量タイプ
それぞれに良い点、良くない点があるので、自分にあったタイプのバッグを選びましょう。
選ぶ基準は「価格」「サイズ」「重さ」「機能性」を比較すると良いです。
ちなみに今のフードデリバリー業界において、公式バッグにも採用されていて一番メジャーなタイプは①の「拡張型タイプのバッグ」です。
拡張型タイプのメリット・デメリット
拡張型タイプのバッグは、文字通り料理の容器のサイズにあわせて、バッグを拡張することできます。
幅広いオーダーに対応できる点が魅力です。
- ピザやお寿司など、平らで大きな料理も収納できる
- 一度に多くの料理を配達する案件にも対応できる
- バッグ自体の重量が重くなりがち
スリムボックスタイプのメリット・デメリット
一般的な配達用バッグよりも、幅・奥行きともにコンパクトに作られたバッグです。
コンパクトで使いやすいので長時間配達する人や、体力に自信のない女性にもおすすめです。
- バッグの重量が軽く疲労がたまりにくい
- 女性でも扱いやすい
- 一度に運べる量に限界がある
小容量タイプのメリット・デメリット
こちらもサイズの小さめなバッグですが、主な使い方はバッグの中のバッグとして使われます。
大きなメインバッグを配達車両に固定している場合、ピック時・ドロップ時の移動用のバッグとしても便利です。
また、スリムボックスタイプでは入れられなかったピザやお寿司を入れるような、少し特殊な形をしたバッグもあります。
- 料理の温度を保てる
- ピック・ドロップ時に移動が楽になる
- バッグの中で、温かいものと冷たいものを分けることができる
- 追加費用が掛かる
商品がバッグに入らなければキャンセルする羽目に…
注文を受けた料理の容器サイズが大きく、配達バッグに入りきらない場合、最悪の場合キャンセルしなければいけません。
アカウントの評価はマイナスになってしまうので、極力避けたいところ。
「拡張型バッグ」をメインで使い、サブバッグとして「小容量タイプのバッグ」を使うのが、あらゆる注文に対応でき、料理のクオリティを落とさずに配達できるのでおすすめです。
出前館公式のバッグはある?
実は出前館にも公式バッグが存在します。
2021年5月に出前館が運営する「仕入館」というサイトで、公式の配達バッグが購入できるようになりました。
仕入館ではリュックではない、保温・保冷バッグなどは今も購入することができるので、興味のある方はご覧ください。
出前館配達員のバッグと合わせたいおすすめのグッズは?
最後に、配達バッグとあわせて持っていると便利な、「配達する時にあると便利なおすすめグッズ」を紹介します。
保冷バッグ
配達バッグそのものに保温・保冷機能がついているのが前提ですが、さらに小容量の保冷バッグがあればとても便利です。
配達用リュックの中に入れて使うため、保温・保冷効果がさらに高まり、また仕切りかわりにも使えるので、とても便利です。
料理とドリンクなど、暖かいものと冷たいものを、一つのバッグの中で分けられる点も高ポイントです。
サバイバルシート(バッグ内の詰めもの用)
バッグの中に入れた商品が傾いたり、こぼれたりしないよう固定するために便利なのが、100均などでも売っているサバイバルシートです。
走行中も配達バッグの中を安定させつつ、保冷・保温効果も期待できるので、一石二鳥です。
サバイバルシートでなくても、クラフト用紙や緩衝材などでも代用することができます。
スマホホルダー
配達員にとって、スマホは必須アイテムです。
自転車にしろ、バイクにしろ、運転中に片手で操作するのは危険なので絶対にNGです。ながら運転は交通違反です!
ですが、配達するにはマップを見る必要があるので、配達をスムーズかつ安全に行うためにも、スマホホルダーはほぼ必須アイテムと言えます。
モバイルバッテリー
長時間配達する場合は、モバイルバッテリーの携帯も必須です。
配達では常に位置情報を更新し続けるため、いつも以上に電池を消耗します。
スマホの充電が落ちてしまうと、一切配達ができなくなってしまうので、外出先でも充電できるモバイルバッテリーは必須アイテムです。
モバイルバッテリーを選ぶ時のおすすめポイントは
- できるかぎりコンパクトで軽い
- 一度のチャージで2回以上充電ができる
- 急速充電に対応
の3点です。
コインケース
現金支払いに対応する人は、コインケースがおすすめです。
財布や小銭入れも使うことはできますが、小銭を探すのに時間がかかる、おつりの枚数を把握しにくいというデメリットがあるため、現金支払いに対応する場合は、やり取りをスムーズに行うためにも、コインケースがあるととても便利です。
他にも、夏場はタオルや汗拭きシート、雨の日用の雨具、ドリンクホルダーや感染予防対策グッズなど、何もかも詰め込み過ぎて重くなると体に負担がかかりますが、快適に配達するために必要なものはしっかり準備しておきましょう。
出前館のバッグのまとめ
出前館の配達バッグについて解説しました。
出前館の業務委託配達員には、指定された配達バッグはありませんので、ネットで買えば、だいたい4,000円~5,000円前後で購入できるはずです。
後は「自分が配達しやすいこと」と「料理の品質、注文者の満足度を落とさないこと」に必要な便利グッズを揃えて、配達に出かけましょう。
業界でもトップクラスの高報酬を誇る出前館の業務委託配達員の仕事は、ノルマもシフトもなく、18歳以上であればだれでも気軽に始めることができます。
少しでも興味のある方はこの機会に登録して、配達員デビューしてみてはいかがでしょうか?
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