出前館の配達員は、バイトよりも業務委託として働く方がメリットが多く、多くの人が後者を選びます。
業務委託の方が稼げる金額の上限がなく、好きな時間・場所から始められるというのが主な理由でしょう。
本記事ではそんな出前館の業務委託について、給料に関する基本情報をまとめていきたいと思います。
- 報酬が発生する仕組み
- 給与の振込みタイミング
- 平均的な収入
以上の3ポイントで解説していくので、すぐに理解できるかと思います!ぜひ参考にしてください。
【出前館】業務委託配達員の給料の仕組み
出前館の業務委託は「完全歩合制」として報酬が発生します。
成果に応じて報酬が発生するため、「時給制」のバイト配達員と比べると、良くも悪くも自分の頑張りに委ねられます。
報酬が発生する仕組みは2種類。
- 基本報酬
- インセンティブ
「基本報酬」とは1件の配達ごとに発生する報酬で、「インセンティブ」は基本報酬の倍率を高めるボーナスシステムです。
移動距離料金などの細かなルールもないため、非常にシンプルで覚えやすい部分が特徴でしょう。
配達エリアは3km(10分圏内)と決まっているため、ロングドロップがなくて自転車配達でも十分に稼げます。
基本報酬
基本報酬とは、1件の配達を完了するごとに得られる報酬。
出前館の業務委託は関東エリアと地方エリアとで異なります。
- 関東エリア:1件の配達で 715円
- 地方エリア:1件の配達で 660円
※沖縄エリアは550円
関東エリアは「東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県」の一都三県となります。
1件の配達で700円辺りであれば、日本のフードデリバリーサービスの中でもトップレベルの稼ぎやすさだと言えます。
エリアによっては違うサービスの方が稼ぎやすい場合もありますが、総合的な観点から出前館の業務委託はまず外しません。
個人差はあれど、慣れたら1時間に3~5件の配達も可能になり、時給2,000円あたりも十分に狙えるでしょう。
インセンティブ(追加報酬)
出前館の業務委託には「インセンティブ」という、基本料金の倍率を高めるボーナス制度があります。
他のサービス(Uber Eats・DiDi Food等)と比べると、「クエスト」「ピーク」などの種類の豊富さはありません。
ただ、その「定期的なボーナスタイム」というシンプルなシステムだからこそ、他のサービスと掛け持ちしやすい汎用性の高さに繋がっています。
基本料金の倍率は「1,2倍 1,4倍」だったり最大「2倍」まで発生します。
1,4倍の場合は…「関東エリア:715円→1,001円」「地方エリア:660円→924円」となりますね。
関東の場合であれば「1時間3件の配達で3,003円の時給が発生した」ということになるため、非常に夢のあるシステムだと言えるでしょう。
【出前館】業務委託配達員の給料振込み日はいつ?
出前館の業務委託配達員として稼いだ報酬は、
- 月2回の頻度で指定の口座に振り込まれる
- 現金で受け取った場合はその日に貰える
以上の2パターンとなります。
他のフードデリバリーサービスの振込みサイクル(頻度)との比較もしていきます。
自分の生活スタイルに合わせやすいかをイメージしながら参考にしてください。
毎月「15日」と「月末」で2回に分けられる
出前館の業務委託の給料日は、
- 月末締め5営業日払い
- 15日締め5営業日払い
と、月に2回の振り込みに分けられます。
他社サービスと比較すると、、、
- menu(メニュー):即日引き出し可能 / 申請から30分後
- Uber Eats(ウーバーイーツ):週1回 / 月4回
- DiDi Food(ディディフード):週1回 / 月4回
- Chompy(チョンピー):週1回 / 月4回
- Wolt(ウォルト):月2回
- 出前館:月2回
出前館の業務委託は、フードデリバリーサービスの中でも頻度は低い方だと言えます。
とはいえ重要なのは「稼げるかどうか」であるため、頻度の差に関しては特にデメリットではないと言えるでしょう。
現金で支払われた場合は即日受け取りが可能
出前館の業務委託では、配達先でお客さんから現金で料金を受け取った際は、その日に持ち帰ることができます。
ただし、原則として「受け取った現金は拠点で精算する」必要があるため、まずは拠点に向かう必要があります。
エリアにもよりますが、現金払いをするお客さんはだいたい半分程度。
よって、現金受け取りに対応しているのとしていないとでは、稼ぎにおいて大きな差が出てくるでしょう。
稼ぎを優先するか手間を省くかは好みの問題なので、自身の生活スタイルに合わせて「現金対応するか否か」を考えてみてください。
【出前館】業務委託配達員の平均収入
出前館の業務委託として働く場合は「完全歩合制」と先に説明しましたが、ほとんどのサービスがこれに当たります。
中には「シフトを入れる事ができれば高い時給が発生する」等の条件があるサービスもありますが、完全歩合制の中で働くパターンがほとんどでしょう。
なので「完全歩合制」をベースにして、出前館業務委託配達員の平均収入を出していきます。
ぜひ他の業種の相場と比較しながら、参考にしてみてください。
出前館業務委託配達員の平均時給
出前館の業務委託配達員の平均的な時給は「1,300円~1,900円」です。
エリア別で料金設定が異なりますし、個人差や時間の積み重ねによるズレも大きく影響するため、「1,300円~1,900円」と幅広くしました。
(基本料金が660円〜715円なので、1時間に2〜3件の配達を平均ペースとして計算しています)
よって、ほとんどの人はこのくらいのペースで落ち着きます。
バイト配達員の時給は1,000円〜1,200円なので、業務委託で言えば1時間に2件の配達をした報酬額となります。
出前館業務委託配達員の平均日給
出前館の業務委託配達員の日給は、先ほど計算した時給をベースにして考えたいと思います。
- 1,300円〜1,900円×7時間=日給:7,000円〜8,400円
今回は7時間で計算しましたが、それぞれ働く時間は異なるため、参考程度に把握しておいてください。
インセンティブによる倍率アップ期間も考慮すると「日給1万円」も現実的ですし、極めている人であれば日給3万円台を叩き出す場合もあります。
出前館業務委託配達員とバイト配達員の比較
出前館の業務委託は「慣れると1時間に2件は配達できるようになる」ため、バイト配達員の時給を越す事が多いと言えるでしょう。
さらに「インセンティブによる報酬の底上げ」も定期的に発生するため、さらに上回ります。
関東エリア(715円)でインセンティブが発生すると、、、
- 1.2倍:858円
- 1.3倍:930円
- 1.4倍:1,001円
- 1.5倍:1,073円
以上のインセンティブであれば、1件の配達だけでもバイト配達員の時給にかなり近づきます。
「時給に関係なく働いた分は全て報酬になる」
「インセンティブ機能で倍に稼げる」
これらの要素が出前館の業務委託配達員のメリットだと言えるでしょう。
出前館の業務委託配達員の給料のまとめ
出前館の業務委託配達員の給料について、基礎的な解説をしていきました。
今回のポイントを簡単にまとめていきます。
- 完全歩合制(1件660円〜715円)で報酬単価が高い
- 1時間に2件以上の配達をすればバイト配達員よりも稼げる
- インセンティブの内容は1種類のみで、定期的に基本料金の倍率を高められる期間がある
- 給与の振込みは月に2回(月末締め5営業日払い / 15日締め5営業日払い)
- 平均的な時給:1,300円~1,900円
- 平均的な日給:7,000円〜8,400円
以上を把握した上で他サービスと比較をしてみてください!
出前館は誰でも入りやすいフードデリバリーサービスの中でも、配達員に対しても丁寧でかなり待遇が良いです!
稼ぎやすいだけでなく、とても働きやすい環境でもあるので、ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか?
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