Uber Eats(ウーバーイーツ)は今の時代に欠かせないサービスの一つ。
今やフードデリバリーサービスの顔として最も知名度が高く、利用者や配達パートナーも非常に多いです。
また、2021年になってから他社サービスの勢いも増してきており、配達員として働くにはどのサービスがいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、
- ウーバーイーツで月収50万円は可能か
- ウーバーイーツが収入ダウンした理由
- ウーバーイーツでこれから稼ぐ方法
これらを解説していきたいと思います。
3分程度で読めますし、Uber Eats(ウーバーイーツ)の現状とこれからを見据えることができるため、ぜひ参考にしてみてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で月収50万円は厳しい?
結論から言うと、現在のUber Eats(ウーバーイーツ)の状況では月収50万円を稼ぐことは厳しいでしょう。
担当するエリアの傾向を捉えて戦略を立てた場合でも、難しいと言えます。
月収50万円から15万円に激減した事例
実際の事例として、2020年5月から約1年間働いている新井さん(匿名)という方の話を紹介します。
2020年では多い月で手取り50万円を超える月もあったようで、その1年後である2021年5月時点では「15万円ほどに落ち込んだ」と話していました。
さらに「アルバイトで解雇された学生や、在宅ワークで時間が余った社会人がこぞって配達員になり始めたことが原因」だと言っています。
この話の通り、ライバル配達員がかなり増えたことで、今まで沢山きていた注文が鳴らなくなった事が収入激減の理由だという事がわかります。
新料金になってからの平均月収
Uber Eats(ウーバーイーツ)が全国的に料金変更をしたのは2021年5月10日です。
旧料金と新料金で単純計算したので、参考にしてみてください。
- 旧料金システムでの平均月収:平均時給1,200円×1日8時間稼働×25日間稼働=月収240,000円
- 新料金システムでの平均月収:平均時給700円×1日8時間稼働×25日間稼働=月収140,000円
エリアや個人差により収入の幅は大きいのですが、だいたいの収入は半減した事がわかります。
新料金システムをより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の給料変更で新料金がヤバイ!配達パートナーは稼げるのか?Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入がダウンした理由
Uber Eats(ウーバーイーツ)は2020年の間では、いわゆる「一人勝ち」の状態でした。
月収100万円弱を叩き出す猛者も出ており、当時は非常に稼げていたのですが、現在では低迷状態にあります。
収入がダウンしたのは様々な原因が絡み合っており、死活問題となっています。
さて、その原因とは一体何なのでしょうか?
ライバル配達パートナーが増えた
Uber Eats(ウーバーイーツ)は2020年に大流行したことで、サービスの利用者が増えただけでなく、配達パートナーも急増しました。
2020年の後半には配達パートナー同士の注文の取合いが起き始め、受注できない問題が顕著に出始めました。
この飽和状態が現在(2021年6月時点)でも多くのエリアで続いています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では18歳以上で日本に住んでいる証明ができれば、基本的に誰でも配達パートナーになれます。
それ故に多くの企業からの離職者の受け皿となり、現在も多くの配達員でひしめき合っているのでしょう。
新料金になって稼ぎにくくなった
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、2021年5月10日より料金体系が変更されました。
その変更によって以前よりも報酬額が減ってしまったことで、多くのエリアで稼ぎにくくなりました。
結果的に他社サービスよりも報酬額が低くなり、不満を持つ配達パートナーもかなり多いようです。
他社サービスを利用する人が増えている
2020年にフードデリバリーブームを起こしたのはUber Eats(ウーバーイーツ)ですが、現在では様々な会社が力をつけてきています。
- 出前館
- menu(メニュー)
- Wolt(ウォルト)
- foodpanda(フードパンダ)
- DiDi Food(ディディフード)
- Chompy(チョンピー)
最近ではこのような他社サービスの需要も高まっており、それぞれの個性的なシステムも注目できるでしょう。
お客さんはもちろん、多くの配達員がこれらのサービスを利用し始めているため、Uber Eats(ウーバーイーツ)はだんだんと衰退し始めているように見えます。
ただ、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーが減るとそこに空きができるため、注文が取れやすくなり逆にチャンスが巡ってくることも大いに考えられるでしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)でこれから月収をあげる方法!
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの収入がダウンし稼ぎにくくなっている現在ですが、対処法はあるのでしょうか?
この状況下でできる最善の方法を解説していきたいと思います。
インセンティブを稼ぎやすいタイミングを把握する
現在のUber Eats(ウーバーイーツ)での配達は、いかに効率的にインセンティブ報酬を稼げるかが最重要になってきます。
もはやインセンティブがメインと言っても過言ではありません。
固定で300円以上が得られる基本料金に対し、一定の回数や条件を達成したら数百円〜数千円が得られるインセンティブの方が、報酬としては大きいからです。
特に日跨ぎクエストが稼ぎやすいため、土日祝日などの注文が多くなるタイミングで一気に稼ぐことを意識した方が良いでしょう。
エリアによっては土日祝日は配達パートナーの注文争いがあるため、あえて平日での日跨ぎクエストを行うのも一つの手です。
まずは自分のエリアの傾向をつかんで、うまくインセンティブに取り組んでいきましょう。
ライバル配達員が少ないタイミングを把握する
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼ぎにくくなった元凶とも言える、配達パートナーの飽和。
配達パートナーが多い時は絶対に働かないというスタンスも、悪くない戦略だと言えます。
自分が担当するエリアでライバルが増えやすい「曜日、時間帯、状況」を把握するためにも、様々なタイミングやシチュエーションで調査をしてみると良いでしょう。
とはいえ、最初にそこまで戦略立てて行うのが面倒な人は、Uber Eats(ウーバーイーツ)で働くのを諦めるのも一つの手。
他のサービスで配達員をすることを検討してみてください。
自転車をやめてバイク配達員に切り替える
Uber Eats(ウーバーイーツ)は自転車で配達している人が多い印象ですが、実はバイク配達の方が稼ぎやすい場合が多いです。
- ロングピック・ドロップにも対応できて稼ぎやすい
- 長距離・長時間配達しても疲労が溜まりにくい
- 沢山配達をすることで高額報酬を得られるクエストに強い
- 「赤いシミ」というインセンティブブーストが発生しやすい
- 配達パートナーが多い時でもすぐにエリア移動ができて注文が取りやすい
など、バイクはメリットだらけです。
自転車とバイクどちらも持っている場合は、ぜひ積極的にバイク配達員として登録してみてください。
他社サービスと掛け持ちをする
もはやこの方法が一番安心できる王道の対処法だと言えるでしょう。
二つのサービスと並行して働くことで、片方の注文が取れない状況の中でも、もう片方の案件でその時間を埋められるからです。
ただ、「配達の数を増やすごとに報酬が増える」系のインセンティブを行っている場合は、できるだけUber Eats(ウーバーイーツ)の注文を優先して受注しましょう。
その前提を踏まえると「出前館」が掛け持ちとして相性の良いサービスだと言えます。
出前館は単発レベルで報酬額が高いため、Uber Eats(ウーバーイーツ)の注文が鳴らない時でも大きく稼げるからです。
まとめ
本記事では、Uber Eats(ウーバーイーツ)で月収50万円は到達可能なのかを述べ、現在の収入事情についても触れていきました。
結論としては、Uber Eats(ウーバーイーツ)だけでなく、他のデリバリーサービスとの掛け持ちで働くことを推奨します。
組み合わせとしては「出前館」が相性が良いので、ぜひ検討してみてください。
【出前館】業務委託配達員の給料の仕組みを解説!振込み日や平均収入についても!→【人気】出前館配達員の給料と報酬の目安。月収いくら稼げるか公開。
ウーバーイーツバイトが稼げるか・給料・時給やメリットなど分かりやすく下記で解説しています。
→【Uber Eats】ウーバーイーツバイトは稼げる?給料・時給を公開。