2020〜2021年にかけて離職者が急増し、その受け皿としての役割を果たしているUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー。
商品を注文する利用者だけでなく、配達パートナーもかなり増えてきて、世間全体として賑わっています。
そんな配達パートナーですが、、、
など、稼いでからの管理方法がわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、「配達パートナーの立ち位置」の観点から、報酬を受け取った後の諸々の手続きについて解説していきたいと思います。
人によって「確定申告する必要があるか否か」等も変わってくるため、ぜひ確認のために目を通して見てください!
Uber Eats(ウーバーイーツ)給料の仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)の給料が発生する仕組みは、2021年5月10日で変更しています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の給料変更で新料金がヤバイ!配達パートナーは稼げるのか?給料の仕組みは上記ページで詳しく解説しているため、当記事では簡潔に説明していきます。
⬇︎基本料金⬇︎
1件の配達で得られる報酬のことを指し、以下の各項目で発生した報酬がひとまとめになります。
「受取料金:44円」「受渡料金:22円」「距離料金:3円/km」「予定時間報酬:6円/分」「サービス手数料:10分」
※各項目は公式で明確な料金は明示されておらず、すでに新料金で働いた配達パートナーのデータから計算しています。
⬇︎配達調整金額⬇︎
レストランの待ち時間が長い、交通状況が混雑している等のイレギュラー発生時に「本来の予定金額」として調整される制度。
⬇︎インセンティブ⬇︎
1件の配達の最低金額として「300円」が発生することが前提。
他にも従来の「日跨ぎ」「雨の日」「昼夜」「ブースト」「赤いシミ」クエスト等があり、各項目の条件を満たせば大きく報酬を稼げます。
配達パートナーは個人事業主
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは一般企業の形態とは違い、直接雇用ではありません。
つまり、個人事業主(フリーランス)としての立ち位置です。
自分が配達した分の報酬が発生するため、完全出来高制となります。
よって報酬は「給与」ではなく「事業所得」としての扱いなので、この違いは把握しておきましょう。
事業所得として稼いだ分が一定の金額に達すると、税金は自分で納める必要があります。
その場合は翌年の3月には確定申告をしなければいけないため、覚えておいてください。
給料日は毎週火曜日〜木曜日
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼いだ1週間分の報酬は、次週の火曜日〜水曜日に振り込まれます。
海外送金ということもあり、配達パートナーが登録している銀行口座によっては、遅れが生じて木曜日に入金される場合も。
毎週月曜日の午前4時が締めとなっており、例えば以下のような流れのようになります。
- 7月1日(月)~7月7日(日)に稼働
- 7月10〜11日(火曜日〜水曜日)に振り込まれる
給料が振り込まれない時の対処法
Uber Eats(ウーバーイーツ)の本国はアメリカなので、海外からの送金となります。
振り込むタイミングが火曜日とされており、その日がアメリカ(または日本)の祝日と被っていたりした場合は遅れが発生します。
公式では「通常、週の終わりまでに銀行口座に振り込まれます」という説明が載っていますが、ほとんどは遅くても木曜日までには入金されています。
木曜日まで待っても入金が確認できない場合は『Uberのヘルプ』『Uber Eatsサポート』で確認をしてみると良いでしょう。
もしくは、自分が登録した銀行口座がUber Eats(ウーバーイーツ)が取り扱う銀行の対象外だったり、登録時の入力ミスなども考えられます。
住所も英語表記で逆さの順で書き込まないといけないため、様々な点を掘り返して再確認を行って見てください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)給料明細とは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして本格的に稼いでいく場合、金銭的な手続きが増えてきます。
- 税金や年金の支払い証明
- 確定申告やローン審査
- 収入の証明
など、何かと生活していく中で一時的に必要になる場合があります。
片手間でゆるく稼ぐとなると、そこまで必要はありませんが、念のため把握しておいた方が良い項目の一つです。
実際にUber Eats(ウーバーイーツ)から手渡しでもらえる訳ではなく、デジタルで管理ができるため、紛失などの心配はありません。
だからこそ、アナログ派の人には少々面倒な部分はあるのですが、慣れたら楽ですしメリットしか感じなくなるでしょう。
給料明細の受け取り方
結論から言うと、Uber Eats(ウーバーイーツ)から給料明細を渡されることはありません。
直接契約を結んでいるわけではなく、あくまで個人事業主として働いているからです。
また、社会保険などの福利厚生も存在しないため、諸々の点で自分でやりくりする必要があるでしょう。
しかし、給料明細が欲しい場合にはスマホアプリやパソコン上で確認ができます。
『お支払い明細』から画面を保存(スクショも可能)ができ、印刷も可能となるので安心してください。
給料明細の印刷方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)の給料明細はWeb上で確認が可能です。
確定申告や他の用途で明細が必要になった時は、まずスマホからアプリやWebからログインし、画像を保存しましょう。
スマホに画像を保存しておくことで、家にプリンターがなくてもコンビニで出来るからです。
『ネットプリント』はパソコンからでもアプリからでも可能なので、個人的におすすめ。
セブンイレブンのプリンターで簡単に印刷できるので、ぜひ活用してみてください。
他にも簡単に印刷できるサービスはたくさんあるため、他の方法でやりたい方はWebで検索してみると良いでしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の給料は確定申告しないといけない?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーが稼いだ報酬は、一定金額を達すると確定申告をする必要があります。
つまり、税金として納めないということです!
一定金額と言っても、条件によってそれぞれ異なります。
- Uber Eatsを副業で行なっている:20万円
- Uber Eatsを本業で行なっている:48万円
- Uber Eatsを学生で行なっている:38万円
このように、自分が現在何をしているかによって変わってくるため、理解しておきましょう。
把握せずに放っておくと、「無申告」として罰則が与えられる可能性があります。
5年以下の懲役または500万円以下の罰、最悪の場合は両方とも課されることがあるため、面倒だとは思いますが認識しておきましょう。
副業であれば20万円を超えると確定申告が必要
副業としてUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして働いた場合、年間で20万円を超えたら確定申告を行う必要があります。
社会人として本業で働く傍らで、副業として働くことがほとんどのケースではないでしょうか?
年間で20万円は意外にもあっさりと超えることが多いため、把握しておいてください。
本業であれば48万円を超えると確定申告が必要
専業でUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーを行う場合、年間で48万円を超えたら確定申告を行う必要があります。
基礎控除として、一律で48万円だと決められているからです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)本業として働く場合は、よほど生活費が抑えられる環境でない限りは、年間で48万円は簡単に超えるでしょう。
学生は38万円を超えると確定申告が必要
学生の場合は所得が38万円を超えたら確定申告を行う必要が出てきます。
この場合、親の扶養を外れることになるため、しっかりと把握しておきましょう。
まとめ
今回はUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの「給料明細」を中心に、確定申告の必要性についても解説していきました。
お金に関することはしっかりと管理をして、早めに手を打たないと面倒なことになるため、この機会に自分の状況を照らし合わせてみてください!
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ウーバーイーツバイトが稼げるか・給料・時給やメリットなど分かりやすく下記で解説しています。
→【Uber Eats】ウーバーイーツバイトは稼げる?給料・時給を公開。